上級者への第一歩!撮影モードをマスターして初心者を抜け出そう!
みなさまこんにちは!
tasuです!
最近のカメラって本当に高性能ですよね。
オートモードを使えば、どんな被写体であってもカメラが自動で設定を決めて綺麗な写真が撮れちゃいます。
さらに「夜景モード」や「ポートレートモード」などなど、シーンに沿ったモードを選んで撮影するなんてこともできます。
もちろんカメラに任せて写真を撮ることは、何ら問題はありません。
ただ、せっかく手元にどんな写真でも撮れる魔法の道具があるのに、活用しきれていないのは勿体無いなと思うんですよ!
※あくまで個人的な見解です。
そこで今回は、カメラに踊らされず掌の上で転がせるようになる
4つの撮影モード
についてご紹介したいと思います!
<目次>
おさらい
カメラモードを使いこなすためには、カメラの基本的な用語を理解しておく必要があります!
ここでは、カメラの基本の三つの用語をおさらいしましょう。
絞り
カメラの「絞り」とは、カメラについている、レンズを通過する光の量を調節する穴のこと。
絞りを開く(F値を小さくする):写真が明るくなり、ボケが大きくなる
絞りを閉じる(F値を大きくする):写真が暗くなり、ボケが少なくなる
絞りを詳しく説明したページはこちら↓
シャッター速度
シャッターが開いてから閉じるまでの間の時間=センサーに光が当たる時間のこと
シャッター速度を短くする:写真が暗くなり、一瞬の表情を切り取れる。
シャッター速度を長くする:写真が明るくなり、動きを表現できる。
シャッター速度を詳しく説明したページはこちら↓
露出
絞り・シャッター速度をコントロールし、写真を明るさを決めること
露出をあげると:写真が明るくなる
露出を下げると:写真が暗くなる
露出を詳しく説明したページはこちら↓
プログラムモード(Pモード)
プログラムモードとは、適正な露出となるように、カメラが絞り値、シャッタースピードなどを自動的に適切な値に決める機能です。
ん?オートモードと変わらなくない?
と思うかもしれませんが、プログラムモードでも変更できる値があります
それが「露出」です。
露出を変更できるということは、写真の明るさを調節できるということになります(いわゆる露出補正)。
露出を撮影者が決めてあげると、カメラが自動で絞りやシャッター速度や調節してくれるのが、このプログラムモードになります。
カメラのマニュアル撮影の登竜門としてオススメのモードです!
まずはプログラムモードを活用して、カメラの仕組みを理解していきましょう!
絞り優先モード(A、Avモード)
絞り優先モードは、絞りと露出をお好みで変更でき、シャッター速度をカメラが自動で適切な値に調節してくれるモードになります。
一眼レフやミラーレス一眼で撮れる写真の一番のイメージは、背景がボケた写真だと思います。
絞りを開けるように手動で調節することによって、ボケ感をより強く演出させたりすることが可能です!
他にも風景写真など全体にくっきりとピントが合ったような写真を撮る際にも、絞りを閉めることで撮影することができます。
シャッター速度優先モード(S、Tvモード)
シャッター速度優先モードは、絞り優先モードとは違いシャッター速度と露出を調節でき、絞りをカメラが自動で適切な値に調節してくれるモードです。
シャッター速度をお好みで調節できるので、動く被写体を撮影する時に活躍します。
運動会などで走っているお子様の一瞬を切り取りたい時などには、シャッター速度優先モードでシャッター速度だけを早くしてあげれば、絞りを調節することを考えることなく撮影することができます。
逆に、夜景や車のテールランプを美しく撮影したい際などには、シャッター速度優先モードでシャッター速度のみを遅くしてあげることなども可能です!
マニュアルモード(Mモード)
マニュアルモードは、絞り、シャッター速度、露出、全てを自分で設定できる、非常に自由度が高いモードです。
自由度が高い分、全て自分で設定しなくてはならず、今まで説明したモードのようにカメラが自動で設定を調節してくれるということは一切ありません。
基本的に初心者の方はなかなか使うことはないと思います。かくいう私も、うまく使えた試しがほとんどありません。。。
ただ、星や花火などをレリーズを使って任意の長さにシャッタースピードを設定したいときなど、暗所での撮影に役立つケースもあります。
ただ基本的にはマニュアルで撮る必要があるシーンはほとんどないと思いますので、そこまで利用することが無いと思います。
先に述べた3つのモードが便利すぎるので、正直出番はほとんどありません笑
まとめ
最後に、今までご説明した4つのモードをおさらいしたいと思います。
表にまとめてみましたので、ぜひ活用してみてください!
オートモードは、各カメラメーカーが持てる技術を注ぎ込んで開発しているため、もちろん高性能です。
ただ、色々なモードを使いこなせるようになっておくと、いざという時にもきっと思い通りの写真が撮れるようになると思います!
是非撮影モードをマスターして、上級者への仲間入りを目指しましょう!