撮影日誌 第4回 「圧倒的なチューリップを堪能しよう! 国営昭和記念公園」
みなさまこんにちは!
tasuです。
4月も中頃となり、都内では満開だった桜ももう散ってしまいましたね。
桜ってすぐ散ってしまって切ないですよねー。
いにしえから桜は、美しくも切ない花として語られているみたいですね。
久方の 光のどけき 春の日に しづこころなく 花の散るらむ
現代語訳すると以下のようになります。
こんなにも日の光がのどかな春の日なのに、なぜ桜の花は落ち着きもなく散ってしまうのだろう。
まさに日本ならではの「わびさび」が感じられる美しい曲ですね。
桜ってきっとずっと咲き誇っているわけではないから、その健気さに心を打たれるんで
すよね。
こうして毎年桜の美しさ、そして切なさを味わうと、そのたびに日本に生まれてよかったな~と思います。
とまあ桜について長々と語ってしまいましたが、実は今回の主題は桜ではないんです。(笑)
春といえば桜!というイメージが強すぎて、意外と他の春の花のイメージが付く人って多くないと思うんですよね。
せっかくの芽吹きの季節。いろいろな花を見てみたくありませんか?
そんな春に咲く花の中でも、桜が散った頃に見頃になるのがチューリップです!
そして都内でチューリップを堪能できる場所が、東京都立川市にある
「国営昭和記念公園」
なのです!
今回はこの昭和記念公園での撮影記録をご紹介したいと思います!
2017年4月23日
東京都の西に位置する立川市は、多摩エリアの中でも1,2を争う都市です。
人口は18万人とやや少ないですが、噂によると多摩地区の首都と言われているとかいないとか。。。
入園料は大人450円と結構安価です。小中学生は無料なので、お子様連れの方にはピッタリですね。
アクセスとしては以下のような感じ。
JR青梅線 東中上駅 徒歩10分程度
都内なので、車でのアクセスも良いです。
新宿から約40分程度で着きます。
昭和記念公園は日本の都市公園100選にも選ばれており、昭和天皇の御在位五十年記念として開園されました。
その広さは約180ha程度あり、東京ドーム約40個分の大きさに相当します。
出展:国営昭和記念公園公式サイトhttp://www.showakinen-koen.jp/
地図を見るとわかるように、広大な敷地の園内にはそれはもうたくさんの施設があります!
ご家族で、カップルで、友人グループ大人数で、どんな方でも楽しめるスポットなっています。
また昭和記念公園は、四季折々の風景を堪能できることでも有名です。
レジャー施設や季節ならではの見どころなど、ご紹介したいことはたくさんありますが、今回は春の花、その中でも主にチューリップの写真撮影についてご紹介していきます。
撮影日当日は天気にも恵まれ、絶好の撮影日和となりました。
今回は園内を一周して、いろいろな花を見たかったので、移動が楽になるようレンタルサイクルを利用しました。
地図で言うと6番、13番、33番で自転車のレンタルができます。
料金は下記の表のとおり。
園内のサイクリングコースは総距離14kmです。
それだけの広さのため、園内を回るのなら自転車の利用をお勧めします。
サイズも幅広いので、老若男女問わず利用可能です。
(ちなみにタンデム自転車という珍しい自転車もあるので、気になる方はぜひ!)
では園内を回り始めます。
今回は反時計回りに周っていきます。
まず目についたのが、ネモフィラ畑です!
ネモフィラは春を代表する花の一つで、鮮やかなブルーの花が特徴です!
まさかここで撮れるなんて思ってもおらず大興奮!
無心で写真を撮ります。
ネモフィラって、丘一面を覆う青!みたいなイメージがありますが、いざ接写して撮影してみると印象が全然変わりますね。
ネモフィラの丘を後にして先へ進みます。
するとなにやら、子供たちが沢山いる建造物を発見しました。
月の丘っていうみたいですね。
丘と言いつつピラミッドみたいですが。
せこせこ登って頂上から見た景色はこんな感じ。
この月の丘を含む、様々な遊具や建造物があるエリアは、「こどもの森」と言わています。
今回写真は撮りませんでしたが、このこどもの森には
一面巨大トランポリンの「雲の海」や
突然霧が立ち込める「霧の森」
日本一の大きさを誇る「虹のハンモック」
大きなドラゴン体の中に入れる「ドラゴンの砂山」
などなど、ファンタジー要素満載の雰囲気を楽しめます。
子供は喜ぶこと間違いなしですね!
私も小さいころ行きましたねー・・・。
この日も童心に帰りたい気持ちをグッとこらえ、チューリップを目指し先へ進みます。
※多分大人がはしゃいでたら捕まります。
そして、ついにチューリップ畑に到着です!
おー!
カラフルなチューリップが一面に広がっていますね!
地図で言うと21番の「渓流広場」で、ちょうど公園の中心に位置しています。
あけぼの口から入り反時計周りに行くと、一番最後に通るエリアなので、通り過ぎてしまったのではないかと心配になりました。
この昭和記念公園には、赤・白・紫・オレンジ・ピンクなどなど、色鮮やかなチューリップがたくさん咲いています。
その数はなんと20万株以上!圧巻の景色が堪能できます。
都内でも最大規模のチューリップ畑なので、写真も存分に楽しめること間違いなしです!
なお、三脚を利用した撮影はできないのでご注意ください。
以上、一通りチューリップたちを堪能して、この日の撮影は終了です!
この昭和記念公園ですが、国営と名が付く通り、国が管理している公園なので施設もきれいに整備されています
チューリップこ見頃の時期は人もかなり多いですが、敷地も広大なので案外人の多さは気になりません。
春を堪能したい!
都会を離れてゆっくりとい散歩したい!
という方にとって、春の昭和記念公園はぴったりのスポットです!
ぜひ、足を運んでみてください!